TD SYNNEX、2024年度第1四半期決算を発表、新たに20億ドルの自社株買いを発表

2024年3月26日、TD SYNNEX（NYSE:SNX）は、2024年度第1四半期の決算を発表しました。

2024年度第1四半期連結財務ハイライト：

TD SYNNEXのリッチ・ヒューム最高経営責任者（CEO）は、次のように述べました。「第1四半期は、当社の広範なポートフォリオとIT需要環境の改善に牽引され、好調な業績を達成することができました。その結果、利益率は過去最高を記録し、EPSは予想の上限を上回り、フリー・キャッシュ・フローも健全で、株主還元も堅調でした。私たちは、ビジネスパートナーのエコシステム全体にわたる強力な関係を、強固なコア・ポートフォリオと戦略的テクノロジー・ポートフォリオとともに活用し、パートナーの成長を加速させるとともに、株主への強力なリターンを生み出し続けています。」

2024年度第1四半期連結業績ハイライト

• 売上高は、前年同期の151億ドルに対して、140億ドルとなり、7.6％減少しました。為替変動の影響を除いたベース(1)では、前年同期比8.3％の減収となりました。売上高に占める純額ネット化対象売上の割合が高くなったため、前年同期比で約3％の減収となりました。
• 非GAAPベースのグロス売上高(1)は、前年同期の202億ドルに対して193億ドルでした。
• 売上総利益は、前年同期の10億400万ドルに対して10億600万ドルでした。非GAAPベースの売上総利益(1)は、前年同期の10億1,100万ドルに対し、10億600万ドルでした。
• 売上総利益率は前年同期の6.6％から7.2％に上昇しました。非GAAPベースの売上総利益率(1)は前年同期の6.7％から7.2％に上昇しました。ネットベースでの追加収益の計上は、売上総利益率および非GAAPベースの売上総利益率(1)に約23ベーシス・ポイントのプラスの影響を与えました。
• 営業利益は前年同期の2億9,800万ドルに対して3億300万ドルでした。非GAAPベースの営業利益は、前年同期の4億4,300万ドルに対して4億2,500万ドルでした。
• 営業利益率は前年同期の2.0％に対して2.2％でした。非GAAPベースの営業利益率(1)は前年同期の2.9％に対して3.0％でした。
• 希薄化後EPSは前年同期の1.75ドルに対して1.93ドルとなりました。非GAAP基準の希薄化後EPSは前年同期の2.93ドルに対し2.99ドルでした。前第1四半期では、見通しの上限を達成しました。
• 営業キャッシュフローは3億8,500万ドル、フリー・キャッシュ・フロー(1)は3億4,400万ドルで、前年同期の営業活動キャッシュフローは1億300万ドル、フリー・キャッシュ・フロー(1)はマイナス1億4,000万ドルでした。
• 自社株買いおよび配当金による株主還元額は2億3,500万ドルで、前年同期比59％増となりました。

2024年度第1四半期ハイライト

• アメリカ：
  • 売上高は、前年同期の86億ドルに対して79億ドルとなり、8.5％の減収となりました。為替変動の影響を除いたベース(1)では、前年同期比8.6％の減収となりました。売上高に占めるネット化対象の売上比率が高くなったため、前年同期比で約4％の減収となりました。
  • 非GAAPベースのグロス売上高 (1)は115億ドルで、前年同期の120億ドルから4.5％減少しました。
  • 営業利益は、前年同期の1.8億ドルに対して1.6億ドルとなりました。非GAAP基準の営業利益(1)は、前年同期の2億6,600万ドルに対して2億4,000万ドルでした。
  • 営業利益率は前年同期の2.1％に対して2.0％でした。非GAAPベースの営業利益率(1)は前年同期の3.1％に対して3.0％でした。
• ヨーロッパ:
  • 売上高は51億ドルで、前年同期の55億ドルから7.3％減少しました。為替変動の影響を除いた場合(1)では、前年同期比9.5%の減収となりました。売上高に占めるネット化対象の売上比率が高くなったため、前第1四半期と比べ約2％の減収となりました。
  • 非GAAPベースのグロス売上高 (1)は、前年同期の70億ドルに対して66億ドルとなり、5.4％の減少となりました。
  • 営業利益は、前年同期の8,800万ドルに対して1億800万ドルとなりました。非GAAPベースの営業利益(1)は、前年同期の1億4,300万ドルに対して1億4,800万ドルでした。
  • 営業利益率は前年同期の1.6％に対して2.1％でした。非GAAPベースの営業利益率(1)は前年同期の2.6％に対して2.9％でした。
• アジア太平洋および日本：
  • 売上高は、前年同期の9億6,600万ドルに対して9億5,500万ドルとなり、1.2％の減少となりました。為替変動の影響を除いたベース(1)では、前年同期比1.7％の増収となりました。
  • 非GAAPベースのグロス売上高(1) は、前年同期の11億7,700万ドルに対し11億5,900万ドルで、1.6％の減少となりました。
  • 営業利益は、前年同期の3,000万ドルに対して3,500万ドルでした。非GAAPベースの営業利益(1)は、前年同期の3,300万ドルに対して3,600万ドルでした。
  • 営業利益率は前年同期の3.2%に対して3.6%でした。非GAAPベースの営業利益率(1)は前年同期の3.4％に対して3.8％でした。

2024年度第2四半期の見通し
以下の記述は、2024年度第2四半期に関するTD SYNNEXの現時点での予想に基づくものです。これらの記述は将来の見通しであり、実際の結果は大きく異なる可能性があります。非GAAPベースのグロス売上高(1)には、第三者サプライヤーとのサービス契約、Software as a Service契約、および特定のフルフィルメント契約の売上に関連して発生し、売上と相殺された費用の影響が含まれ、その他の非GAAPベースの財務指標には、買収、統合、再編費用、無形資産の償却、株式報酬、およびそれらに関連する税効果の影響は含まれていません。

TD SYNNEX Corporationについて
TD SYNNEX（NYSE:SNX）は、世界100カ国以上、15万社を超える顧客に革新的なソリューションを提供する、ITエコシステムにおけるリーディング・ディストリビューターです。23,500人の従業員が、1,500社を超える一流メーカーの製品、サービス、ソリューションを統合し、お客さまのテクノロジー投資の価値を最大化、ビジネス成果の達成、成長機会の創出を支援しています。エッジ・ツー・クラウドまでを網羅するポートフォリオは、クラウド、サイバーセキュリティ、ビッグデータ／アナリティクス、AI、IoT、モビリティ、サービスとしてのあらゆるものなど、成長性の高い分野に注力しており、お客さまや地域社会への貢献に積極的に取り組む企業市民として、従業員や地球環境にも配慮した活動を展開しています。多様性と包括性を重視し、ITエコシステム全体において模範的な雇用主を目指しています。
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本プレスリリースは2024年3月26日に配信されたリリースの抄訳です。
原文：https://ir.tdsynnex.com/news/press-release-details/2024/TD-SYNNEX-Reports-Fiscal-2024-First-Quarter-Results-Announces-New-2B-Share-Repurchase-Authorization/default.aspx